2025.7.27「神の視野の中で」宣教 三上梓 使徒言行録 10章9~16節
神がペトロに対して示した幻(ヴィジョン)は、教会という共同体が目指すべき姿に関連しています。神が清いものと見做している存在・対象があるはずなのに、私たちは人の目と人の感覚で何かを汚れたもの・ふさわしくないものととらえて断罪してしまいます。どのような社会に生きているのか、どのような社会を作っていくのか、が大きく問われる時代に生きているわたしたちは、今一度、聖書から聞き、学びと思いを深めていきたいと願っています。
「インクルージョン〔inclusion〕とは、様々なニーズのある人々を包み込み、支えあう社会のあり方を指すものである。教育におけるインクルーシブ教育は、社会的インクルージョンの一面である。民族、言語、宗教、性別、障害などの理由で排除(イクスクルージョン〔exclusion〕)するのではなく、子どもの個別ニーズに合わせた愛情豊かな教育を目指し、一人ひとりの違いを祝福し歓迎する価値観に基づいている。
ソーシャルインクルージョンの視点からは、『排除』『差別』『偏見』と見られ従来の『排除事象』への反省を基に、共に支え合う共生社会づくりを実践する理念となる。」
(鈴木文治『インクルーシブ神学への道ー開かれた教会のためにー』新教出版社、2016年、pp.69-70)


