2025.8.10「平和を歌おう」宣教 麦野達一(福岡西部教会牧師) 詩編 122編 1~9節

 かたえ教会での礼拝にあたり、心から感謝申し上げます。8月は平和を深く考える月です。1945年8月15日の日本の敗戦から80年が経ちますが、世界から戦争は無くなっていません。ニュースで報じられる悲惨な出来事は断片的なもので、その背後には、一人ひとりの人生と尊厳、そして癒えない悲しみがあることを忘れてはなりません。聖書、詩編122編は、エルサレムに巡礼する人々が歌った喜びと平和への祈りの歌です。エルサレムを愛する人々が安らかであるようにと祈り、その中で、彼らは互いが兄弟姉妹であることを再認識しました。私たちもまた、日常を離れてこの礼拝堂に集い、この町の、この国の、そして世界の全ての人々の平和を祈る巡礼者のようです。平和への祈りは、決して現実から目を背けることではありません。沖縄の米軍基地前で賛美歌を歌う人々がいるように、苦難の中で祈り続けることが、平和を求める私たちの確かな一歩となります。どうぞ、世界中に平和が訪れるよう、心を合わせて祈りましょう。そして、この祈りが「みんなでへいわを」という歌声となり、この国の、そして世界の国々の人々に届くことを願います。