2025.8.17「すべてを超える愛」宣教 水野英尚 ローマの信徒への手紙8章 31~39 節
2017年にノーベル平和賞を受賞した平和活動家のサーロ節子さん。彼女は、13歳の時に広島で被爆しました。建物が崩壊し、崩れた瓦礫に埋もれ、同級生たちが「お母さん、助けて。神様、助けてください」と、かすれる声で叫んでいるのが聞こえる中、サーロさんの肩を触り、こう呼びかける人の声を耳にしたと言います。「あきらめるな!(がれきを)押し続けろ!蹴り続けろ!あなたを助けてあげるから。あの隙間から光が入ってくるのが見えるだろう? そこに向かって、なるべく早く、はって行きなさい」。同級生たちのほとんどが焼き殺されてしまった中で、その声に従い生き延びたと言うのです。彼女は授賞式で、その事を語り、会場いる人たち、そして映像や文字を通して世界中にいる人たちに呼び掛けたのです。「あきらめるな!押し続けろ!動き続けろ!光が見えるだろう? そこに向かってはって行け」と、そしてこの「光」こそ、核兵器の廃絶に向けた「命の光」であったのではないでしょうか。この夏、私たちもまた「平和」への想いを抱きながら、この厳しい暑さが続く夏を過ごしていると思います。今朝も、共に「平和」を考えてみましょう。


