2024.11.24礼拝「分け隔てしない神~インクルーシブな視点~ 」宣教 三上 梓 イザヤ書 9章1~5節
| 私たちは、戦争の時代を生きています。この時代にあって、どのような生き方ができるでしょうか。聖書から、何を聞き、何を受け取るのでしょうか。祈りを込めながら、一冊の絵本からの文章を味わいたいと思います。 戦争は、日常をずたずたにする。「進行していますね」と耳元でささやかれる病気のように。 戦争は、何も聞かない、何も見ない、何も感じない。 戦争は、自分がどこで恐れられ、歓迎されるのかを、よくわかっている。 戦争は、ありとあらゆる恐怖が集まって、残忍な姿に化けたものだ。 戦争は、憎しみ、野心、恨みを糧とする。 戦争は、何も知らない人たちの柔らかな夢に入りこむ。 戦争は、凶悪な顔をいくつも持つ。 戦争は、物語を語れたことがない。 戦争は、人びとを悲しませ、押しつぶし、黙らせる。 戦争は、痛みの機械だ。あらゆる怒りを生み出す、邪悪な工場だ。 戦争は、鋼と影の子どもたちを生み出す。 戦争は、すべてを焼きつくす栄光の夢を見る。 戦争は、私たちの不安がまっすぐにめざすところだ。 戦争は、廃墟の町を支配するのが好きだ。 戦争は、死の最後の隠れ場だ。 戦争は、轟音とカオスだ。 戦争は、沈黙だ。 (ジョゼ・ジョルジェ・レトリア文、アンドレ・レトリア絵、木下眞穂訳『戦争は、』岩波書店店、2024年) |


