2025.1.5礼拝「私たちは間違いをする 」宣教 水野英尚 ローマの信徒への手紙3章9~20節

 新年、明けましておめでとうございます。今年も、皆さんと共に聖書を学びつつ、この〝コトバ〟によって正され、励まされ、慰められ、そして生かされていきましょう。 新しい年も、私たちはローマの信徒への手紙を学んでいきたいと考えています。この手紙の主題とは何でしょうか。パウロはこう言います。「わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。福音には、神の義が啓示されていますが、それは、初めから終わりまで信仰を通して実現されるのです。『正しい者は信仰によって生きる』と書いてあるとおりです。」(ロマ1章16~17節)
 パウロはユダヤ人たちが、自分たちは神から選ばれ、律法を与えられたから大丈夫とか、律法を持たない異邦人は汚れた罪人であるとか、割礼のあるなしに関係なく、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人も神の裁きを免れることができない、罪人であると語りつつ、「神の言葉」の到来であるイエス・キリストの出来事こそが、全ての人にもたらされた福音であり、救いをもたらす「神の力」だと語ります。