2025.1.26礼拝「信仰の法則により歩む」宣教 三上梓 エフェソの信徒への手紙 4章21~24節

 今朝の聖書箇所は、手紙の読書に対して二つのことを語ります。それは、古い人を脱ぎ捨てること、そして新しい人を身に着けることです。2025年を迎えて四週間が過ぎました。私たちは新しさを求める一方で、なかなか古い自分を捨てられないものです。
 エフェソ書が書かれた時代に即して考えますと、「古き人」とは、信仰を頭の中だけで考えて行動が伴わない(道を外れた行動をしたとしても気に留めない)考え方・思想の生き方をする人のことです。新しい人として生きるための鍵は、心の底から新たにされることと、神にかたどられた者として歩むこと、そして真理に基づいた生活を送るということです。
 先の見えない21世紀の時代に生きるわたしたちもまた、一人の聖書の読者・手紙の受け取り手としてキリストについて聞き、キリストに結ばれて教えられながら日々の歩みをなしていきたいものです。