2026.1.18「終わりから今を生きる」宣教 水野英尚 ローマの信徒への手紙13章11 ~14節

パウロが「救いは近づいている」と緊迫した状況を語っても、「キリストの再臨」としての「終末」は起こりませんでした。また、パウロ以後からこの現代にあっても、これまで「世の終わり」「世界の滅亡」という予兆を感じる出来事として捉えられた時代はあったわけですが、それでも今、この時に至るまで「主の再臨」は起こっていません。もし、ここで「キリストの再臨は近い」「終末は近い」「あなた、このままでは地獄に行きますよ。だから悔い改めてて、クリスチャンになりなさい!」などと声高に言おうものならば、社会一般的からすれば、「あの教会に行くと洗脳される!」「危険な教えだ!」「カルト集団と変わらない!」などと言われてしまうことでしょう。しかし、だからといって教会が、「主の再臨」を曖昧にしてぼやかしたり、「終末思想」が世間一般では危険思想と捉えられるから、口をつぐむようなことをしてはならないと思います。キリスト者として私たちが、「キリストの再臨」や「終末」をどう理解しているのかは、信仰において大切なテーマではないでしょうか。